2015-11-23

祈り



ANREALAGE
2007 S/S COLLECTION 「祈り」

装飾の少ない部屋の玄関に一つだけポツンと貼ってあるANREALAGEのインビテーション。
2006年に持って帰ってきてから処分することなく、もうすぐ2015年さえ終わろうとしています。



“ 起きる。食べる。着る。歩く。
重ねる。誤る。伝える。待つ。
巡る。泣く。捨てる。許す。
背く。避ける。信じる。笑う。
壊す。迷う。想う。つくる。
祈る。同じ明日がきますように。”







ANREALAGEのショーで演奏を聴いて以来、大ファンの杉原一平さんのピアノ、この音色に何度も助けられてきました。いつ耳にしても優しく穏やかでうっかりすると涙が出てしまいそうになる曲。

同じ明日がきますように。
今、本当に祈らなければいけないこと。





2015-11-15

ciate



#ICED FRAPPE
#COOKIES & CREAM
#ANGEL WINGS
#SUGARED ALMONDS
#CREAM TEA
(真ん中上から右回りに)

少し前、セールサイトで安くなっていたciate、ようやく手を出せました。
本当に色出しがきれいで、似たような色持ってるしと思いながら塗るとこれがまた見事に全く違うのでセールで買っておいて言うのもなんですが確実に値段以上の満足度が得られます。普段リボンとか手にとらないような私でもこのボトルデザインは可愛くて気分が上がるし、何より塗りやすいのもポイント高い。




#ICED FRAPPEはグレージュっぽい色ですが、実際塗ると彩度高めでパープルが強く感じます。(写真は室内なのでやや暗め)思っていたより鮮やかで、すごくカワイイ。奥から滲むように発光するようなパープルがどことなくバービーっぽい雰囲気さえある色味。けれど肌から浮かないので大人でも大丈夫なバービーカラー!
少しずつ集めていきたいciate、次はダークなカラーも欲しいな。




Cartier tank




気がつけば三年使っていることになるCartierの時計。時がたつのは本当に早いものです。
それまできちんとした時計をもっていなかったので、そろそろいい時計が欲しいと思い、色々リサーチしていたところ出会ったブラック文字盤のタンク、地方の時計屋さんで状態が良さそうなものを見つけて購入しました。
アンティークなので使い初めにベルトをチェンジ、リザードのブラックのベルトでしたがあえてのアリゲーターのネイビー、リューズがブルーなのでこの組み合わせが個人的に大ヒット、かなり気に入っています。
だいたいchigoのスタッズブレスとセットで、季節問わずガンガン使っていますが時計自体はけっこう頑丈であまり変化を感じません。ベルトがそろそろ替えどきかなというところで年末の気分一新にチェンジしようかなと。
せっかく変えるのなら違うのにしてみたい気もするし、今の組み合わせも捨てがたいし。悩みどころ。




grey knit / navy belt / black face





2015-10-19

white marble




どうしても買わずにいられなかったiPhoneケース。
このマーブル、相当かわいい。


"WHITE MARBLE" iPhone 6
Clip-on-Case
Hard case construction
Easily accessable device features
Marble print on hard plastic shell




2015-10-18

gentlewomans


気がつけばしっかり秋で、けれど相変わらず同じ本ばかり読んでいるこの頃。
もう何年も読んでいてもそれでもまた読みたくなってしまう本、不思議なものです。
ここ数年、私を囲む四人の女性作家について。


【江國香織 / 桐野夏生 / 松浦理英子 / 鈴木いづみ】


「現代文学において江國香織が占める(とされる)位置は、私には不当に思えてならない。もちろん、現代的な女性作家ーそれも「おしゃれな」ーの代表として種々のメディアに登場し、出版する作品はいずれも多くの女性読者に歓迎され、さらに映画化・ドラマ化の常連であり、等々、といった彼女のありようは、あえかに漂う〈女性性〉の雰囲気も含め、「女性作家」という存在への世間の期待そのものであり、またそれをそのまま現実のものとしたのが表像としての江國香織であるともいえる。しかしその反面、彼女の作品それ自体に対する評価は、限りなく微妙に的はずれだ。」
(文藝2010年 秋 世界は〈ことば〉でできているー江國香織の文学ー菅聡子 参照)

世間のイメージが先行して、だから私は友人たちに進められるまで江國さんの本を読んだことがなかったのだ、というのが明確にされている菅聡子さんの論考。“誤読している人”による“限りなく微妙に的はずれ”なイメージを真に受けていた私は、絶対に合わない本だと勝手に思っていました。
ふわっと柔らかく少しだけ風変わりだけど女性が好むおしゃれな小説というのがインプットされていた江國さんのイメージで、誰かのレビューを読んでもそういう本なんだなと思って蚊帳の外へ押しやっていたけれど、なかば強引に「それ違うって!絶対好きだから読んで!騙されたと思って!」と私に進めた彼女たちは江國さんの本質をきちんと見抜いていた、素晴らしく、そして稀有な読者なんだなと思います。
見過ごしがちな実はかなりエグい設定や登場人物、それが江國さんの洗練された文章とフィルターを通すと全てが美しく感じてしまうけれど、本当は背筋が凍るようなホラーのようであったり、いくつものブラックホールが散りばめられている小説。それもささやかに、無言で。だからそれに気が付かなければ“ほの甘い”小説で終われる。でもその闇に引きずり込まれてしまうと身を委ねるしかなくなってしまう。もしかしたら気が付かなければよかったのにと思ったところでもう遅いのです。
私が江國さんを読み続ける理由は、平熱に戻してくれる作用があるから。高ぶった気持ちはきちんと抑えてくれて、沈んでいるときはゆっくり引き上げてくれる。きっと波長が合うのだろうと勝手に思っています。

なかでも印象的なのは“望んでする絶望”のこと。
これは「ウエハースの椅子」という小説のことを江國さんがそう表現していて、これほどまでにしっくりくる言葉があるだろうかと胸を打たれたのを覚えています。閉じ込められた恋愛と絶望、そして嵌り倒した末。
たしかに絶望というものは、望まれた瞬間に光を放ち始めるんじゃないかな。ごく微量の、すごく繊細な。それに魅せられてしまうと目が離せなくなってしまう。生気のない光はきっとこの世のものとは思えないくらい幸福で美しく、けれど現実ではないので日々薄らいでいく。やがて光が途絶えると、自分のせいで途絶えさせてしまったことに気がつき、そしてまた引き寄せてしまう、その繰り返し。望まれた絶望が放った光だけを目にすれば、“美しく切ない”物語で終わるけれど、世の中ってそんなにきれいじゃないということを淡々と思い知らされる。
江國さんの本を読むと自分が何も知らないちっぽけな子供になるような気がして、ああだから平熱に戻してくれると感じていたんだな。ごく自然に素へ戻してくれる本、日常に欠かせない大切なアイテムです。



平凡な主婦が殺人を犯す「OUT」で米ミステリー界のアカデミー賞といわれるエドガー賞に日本人作家として初めてノミネートされ、幼児失踪を描いた「柔らかな頬」で直木賞を受賞し、数々の大作を書き続ける桐野夏生さんは、とにかく妥協を許さずとことん突き詰めていて、本当に完成された作品を世に出す作家という印象。ものすごい才能がある人の文章を読ませてもらっている、とひれ伏したくなる一方、それでいて桐野さん自身主婦で子育てもしているというから一体どうなってんだと神様に詰め寄りたくなるほど。
事件に関連した小説も多く「グロテスク」や「残虐記」は実際の事件も調べるきっかけになっています。桐野さんのすごさはノンフィクションを題材にしていても必ずフィクションにしてしまうところ。事件をよくよく調べたあとにもう一度読んでも、現実に起きた事件の残酷さ以上の誰かの荒涼が残る、そしてその誰かというのは実際の事件の被害者とは結びつかないほどにフィクションで、完全にひとつの別世界に仕立てあげられていると感じます。

また過去に「白蛇教異端審問」というエッセイも出版していて、賛否両論だったみたいですが、私はこれを読んで桐野さんのイメージが和らぎ、更に好きになりました。
直木賞を受賞する前後の日記や書評など、小説の中から知ることの出来ない桐野夏生という人間像。救急車で運ばれるほどの喘息の発作を起こしながら原稿に向かい合い、合間に文句を言いながら夕飯の支度をする。“空想に浸る桃源郷状態で家庭のマネジメントが出来るはずがない”と自分ほどの外注主婦は滅多にいないと言う。「新潮」に寄せられた批判に真っ向から対立する。亡くなった母親の遺品を見て涙ぐむ。あ、桐野さんは人間だったんだとようやく実感できた一冊。なんかこう血も涙もない(すみません)冷酷で完璧な人のような気がしていたので安心しました。

「女にはどこか命を引き受ける覚悟がある。命の始まりを見た畏怖とよろこびが遺伝子に組み込まれているせいかもしれない。その感覚は微妙で、個別的である。しかも、荒々しく、うっとうしい。
ある人々はそれを「母性」と呼ぶだろう。が、名付けられた途端、その感覚は中で揺れていた水分を失い、乾いた器だけになる。振りかざされたらたまったものではない。」
(白蛇教異端審問 ショートコラム 時のかたち参照)

桐野さん自身が出産を経験したのちに発表されたのが「柔らかな頬」、子供が失踪事件に遭遇した母親が大事な「時計」を失ったと苦しむテーマの話。出産後に生命の尊さについて書くという流れはリアルだし小説家だったら書くのが自然だろうなと思うけれど、それが失踪からの生死の時間軸にどうしたら辿り着けるのか。生まれ持った特異な才能というのはこういうことなんだろう。




松浦理英子さんを知ったのも友人から「ナチュラル・ウーマン」を進められたのがきっかけ。
女性同士の恋についてこんなにも赤裸々に突き付けられると強烈すぎて最初はものすごく戸惑います。けれど読み進めると、同性愛の物語を読んでいる気がしなくなる。他人同士が刳り合いながらも結びつき関係を深めていくさま、まぎれもなくひとつの恋愛がそこにはありました。異性ではなく同性間で、ただそれだけのこと。どこかで異質だと思っていた世界と自分の感覚がごく自然につながるきっかけを与えてくれた本です。表面的なこと(ステイタスや視覚的な姿形など)を取り払ったあとの感情にわざわざジェンダーを絡める必要性ってあるんだろうか?
それから松浦さんの文章はずば抜けて高貴であるという印象。過激であり剥き出しでヒリヒリとしているのになぜか透明感のある洗練された言葉たち、幾度と無くページをめくっても感嘆のため息が漏れます。
「ナチュラル・ウーマン」の最後は文章として一文だけ読むには飛び抜けた異彩を放つわけではないのだけれど、その前の壮絶な展開を全て飲み込んでからあの一文を読むと、目眩がします。あの文章で締めくくった松浦さんにはもうお手上げとしか言えません。素晴らしい小説にたいして「唸る」という意味を教えてくれたのは、この一冊でした。
松浦理英子さんは大学在学中の19歳のときに「泣き屋」と「笑い屋」との奇妙な交流を描く「葬儀の日」で文學界新人賞を受賞、芥川賞候補になっています。この「葬儀の日」という処女作を初めて読んだ日は、なんだかすごく自分ががらんどうのような気分になりました。勿論、作品が素晴らしすぎて呆気にとられてしまったという意味で。私がもし19歳でこのような作品を作り上げたとしたら、きっと自殺しているんじゃないかなと。そう思ってしまうほどの確立された世界でした。
「ナチュラル・ウーマン」「葬儀の日」「セバスチャン」に共通する精神的サディズム/マゾヒストに魅せられてしまうと、確実にネジは一本外れます。ありふれた薄っぺらい世界の向こう側、ドラッグのような作用がある。だから何度も繰り返し読んでしまうのです。



そして最後に鈴木いづみという人について。
ヌードモデル、ピンク女優、そして作家。バチバチのつけまつ毛、おぼつかない黒目、呂律の回らない喋り方、存在が70年代を体現していた、といわれています。
「理屈はあとだ、みんな死ね」といった“いづみ語録”の印象が世間的には強く、足の小指を切断し週刊誌を賑わせ、アルトサックス奏者と結婚し娘を授かるもストッキングで自殺、享年36歳とフルスピードで過激に生き抜いた人というイメージ。
彼女を知ったのも“いづみ語録”がきっかけで、ただそこで止まっていたのですが、数年前に初めてエッセイを読み、度肝を抜かれました。女性性を全面的に押し出した勢いのある激しい人かと思いきや、ものすごく繊細でしかも文章の書き出しもつなぎ方も美しかった。時間をかけてじっくり書いているというよりは、口をついて出た言葉がもうすでに完成形といった印象。彼女の文章はエッセイでも小説でも虚無感に包まれているけれど、今出回っているような“あざとさ”が全く無い。ときに愉快で、けれど急に翻り傷を増やし、そしてまた笑い出す、その振る舞いが自然。そして今読んでも古さを全く感じさせない、むしろ研ぎ澄まされた文章。
エッセイ「いつだってティータイム」と小説「ハートに火をつけて!」が特に好きです。
あともうこんなことは恥を忍んで言いますけど、これ私の脳の中を覗かれたのかなと思うほどそのまま書かれていることが多い。エッセイではかなりそう感じます。
彼女自身自分のことを“コンプレックス(複合感情)はひと一倍だし、つねにアンヴィヴァレンツ(愛と憎しみのような両極端)にひきさかれている。”と表現していますが、まさにそれ。そしてそれを見抜かれたくないから包み隠して平らに生きようとしているのに、ありありと晒されちゃってる。この人のこの考え方は自分と似ているなあと思うのはたまにあるけれど、「この人は私?」とまで感じさせたのは彼女だけです。才能があるひとは他人を錯覚させられるのだな。
なかなか書店では見かけないこともあり、勿体無くてまだ全て読破していません。迂闊に手を付けられない危うさがある。



圧倒的に女性の作家が多い私の本棚。
特に上記の作家による本たちが自分の中に染み付いているなと、たびたび感じることがあります。それは恥ずかしくてとても口には出せないけれど、なによりも贅沢な習慣。





2015-09-21

CARITA



言わずと知れたCARITAのオイル。
全身オイルマッサージあとのペタペタと翌日のピカピカ具合がどうも苦手で、オイル合わないのかもな〜と思っていたけれど、冷え性の人はオイル塗ったほうがいいよと教えてもらったので色々探して行き着いたCARITA。
バーベナの香りもすっきりとして鼻に残らないので飽きずに使えます。
全身オイルでいこうとするとオイル感多かったため、ジョンソンアンドジョンソンのベビーローションに混ぜてつかっています。おかげでコスパも抜群、香りも強すぎず調節出来て一石二鳥。
オイルは気分で2〜3本を行ったり来たりの中で、一番贅沢で清々しい気分になれるのがCARITAかな。
重みのあるガラス製のボトルなので利便性的にはまずまずな気がしていましたが、香水のようでそれが逆にいいなと思うこの頃です。




2015-09-13

madewell




色落ち加工されたデニムは見た目いいなと思って履いてみても自分でつけたクセじゃないからそれが気になるとそれしか気にならなくなって試着段階でやっぱり違ったと思うことが多い、実は難しいアイテム。
ところが春先に出会ったmadewellのデニムはひげは勿論、膝の白く擦れた部分も膝裏のハチの巣の位置も恐ろしいほどにドンピシャ。生地の風合いも所々飛んだペンキとか裾のムラとかも最高!
madewellのデニムラインは気になるのでいつもチェックしています。
久々に晴れた今日は、秋っぽくポニースキンのシューズと。





2015-09-04

Underworld - Two Months Off



上京してきたばかりのころだから、もう十年以上の前のこと。
当時は渋谷の東急ハンズの裏手のビルの中にあったRAGTAG、ギャルソンやJUNYAにYoji、UNDERCOVERなどの古着をこれでもかと物色しに通いつめた場所。見るだけだった憧れのブランドたちがこんなにもきれいな状態で安く買えるなんてと、あの時のテンションの高さは異常でした。
お店に行くたびにかかっていたような気がするUnderworldのTwo Months Off、なぜかすごく覚えていて、今でも恍惚感を呼び戻したいときについつい選んでしまう曲。




2015-08-29

AMI ALEXANDRE MATTIUSSI


夏終わり、駆け込みで購入したTシャツ、AMI ALEXANDRE MATTIUSSI のもの、メンズです。





xsでもだいぶ大きいので裾インで。ちなみに花柄です。いかつめがツボ。

AMI ALEXANDRE MATTIUSSI  T-shirt
Dickies pants




Roger & Gallet Fleur De Figuier




今年の夏はなんだかそっけない立ち去り方だなと思いつつ、香りを秋仕様にしてみました。
肌寒くなってくると甘い香りが恋しくなって、夏に愛用していたlaura mercierのユニセックスなさっぱり系からRoger & GalletのFigへチェンジ。Figの香りはブランドによって様々でムスクが強かったりココナッツのような香りに似ていたりとなかなか好みな香りに出会えていませんでしたが、Roger & Galletはパフュームウォーターというだけあってわりと軽く、けれど少しだけエキゾチックな雰囲気のある甘さで、やみつき度高め。





イチジクは見るのも食べるのも無花果という漢字も好き。
外側から想像出来ないような鮮やかな色を携えているところと、ビジュアルよりも味が淡白なところ。生ハムと一緒に食べ始めたのは一体何方だったのでしょうか。チーズとかはちみつとかも。Pinterestで・Fig・というボードを作ってしまうくらい姿形も魅力的。
あとWikipediaのページ、“形態・生態”の欄も、特に。なぜか使われている漢字から無花果の色気が滲み出ているような気がして。他の果物のページからは感じないような生々しさで、ちょっとした官能小説のような気がしてしまうんです。“隠頭花序”とか調べないとわからないんですけど。





ハンドクリームのほうが少し酸味があってかわいらしい香り。かわいらしすぎて人前で使うのを憚られるほどなので、部屋でこっそり使っています。香りつきは使い終わる前に飽きてしまうのでハンドクリームは無香料派だったのに、これだけは二本目。

Roger & GalletのFigはいつもそばに置いておきたい香りのひとつ。中毒性があります。



2015-08-21

end of summer




失敗した水彩画みたいな夕暮れを見ながら考える。
どうして、夏だけが “終わる” っていうんだろう。
“秋が来た”、よりなぜかしっくりくる、“夏が終わった”。
答えなんてなくても、毎年思うこと。




2015-08-16

Eyebrow




人それぞれ、眉毛遍歴というものは振り返りたくない過去みたいなものだと勝手に思っているのですがどうでしょうか。まずは細くするところから始まって、どこまでつりあげるかまでいくと今度は短く、とにかく薄く、最後は全剃り。本当です。若さって怖い。
そこまでいくと今度は興味を失い、何もしない生まれたまま期を何年か過ごし、前髪を伸ばし始めると放置するわけにもいかず、なんとなく気にはする程度で、形を整えるほど眉毛の密度がないので形もほぼそのまま。一度アナスタシアに行ったときもそこまで形は変わらなかったので間違ってはいないんだと思います。太くて短めタイプ。
全体的に薄くてボヤッとしているので描くというよりは色を足すかんじ。

・RMK Eyebrow Gel
・Addiction Eyebrow Brush
・MAC Small Eyeshadow

MACはアイシャドウ、ナチュラルに影がつくので使いやすくてずっとリピート。たまに眉ブリーチもするのでどっちの状態でも浮かない優秀な色です。
Eyebrow GelはRMKで違うアイテムを買ったときにおすすめしてもらったもの。薄いからカットしないほうがいい、毛が流れないように固定して、とのことだったので言うとおりにしています。たまに忘れると毛がてんでバラバラでヒュルリラして地肌がチラリしているのでやっぱりとても大事なアイテム。
Eyebrow Brushは太眉派に大絶賛されているAddiction。ザクザク眉毛が増えるイメージで使えます。



左がAddiction、右が専門学校時代にアイブロウブラシとして支給されたもの。
比べるとものすごく幅広です。そのおかげで真っ直ぐかけるし眉頭をぼかすのも簡単。

連休前から瞼の調子が悪く、塗り薬とアイメイク禁止辞令が出たので、目も素で夏休みを過ごしました。会う人々に特に気づいてもらえなかったのが現実です。あまり変化はなくても好きなアイテムを使ってメイクをする行為が好きなので大丈夫です。
ただ眉毛はそのままだと本当に貧相なので、そこだけはきちんと縁って行きたいと思います。
明日から仕事、眉頭多めにのせて少しでも意思強めな顔になるよう、まずは気持ちから盛り上げていかないと。




2015-08-15

Frozen Sugar






nail  NAIL HOLIC BR360

フローズンシュガーというかわいらしいシリーズ、
ざりざりの質感が涼しげで、お菓子みたいな爪になりました。




火花

本題に入る前に、芥川賞二作掲載なのもお得感あるのですが、密かに毎回楽しみなのは審査員による選評。なかでも大好きな山田詠美さんの選評を読むのが恒例となっています。待ちきれずに電車の中で読み始めてしまい、詠美さんの痛快なコメントが最高すぎて一人でニヤニヤしていました。
詠美さんの「火花」選評は、「ウェル・ダン。これ以上寝かせたら文学臭過多になるギリギリのところで抑えて、まさに読み頃。(中略)きっと、この作者の心身にも数多くの大事なものが吸収されているんでしょうね。」とのことで、辛口の詠美さんをここまで言わせるなんて、と期待抱きつつページをめくりました。





芸人が書く芸人の話かーというのがここまで食指動かなかった理由でもあるけれど、読み始めると「そうだ、この人相当本好きなんだった」と実感させられ、慎重で丁寧、臆病だけれど爆発しそうな何かを秘めていて、小説をというより又吉さんをすごく好きだと思いました。そうだった、太宰治が好きだったんだなというのも感じさせるほど根底に染み付いて改めて呼び覚まされているようで、芥川賞ノミネートされた日が桜桃忌であったということもなんだか単なる偶然ではないような気もしてしまうほど。
今まで本を読んできた中で、ストーリー性やその展開に度肝を抜かれるタイプの本と、「ああ、この言葉を得るために私はこの小説を読んだのか」とたった一行で骨抜きにされるタイプがあるけれど、「火花」は紛れも無く後者だった。

主人公の徳永がジェンダー云々の話をするところもいいなと思うし、読み終えて改て思うのは「えっなんで?」と不自然に思う部分がなかったこと。ものすごく緻密に積み重なった描写がそうさせるのか、すんなり受け止められた小説でした。緻密なのに変なしつこさとかなくて、めちゃくちゃ読みやすいし、それなのに濃い。
こんなに素晴らしい要素をこれでもかと詰め込んでいいのかともったいなく思うほど、どこ切り取っても心を揺さぶるなにかがある小説、これが第一作というは末恐ろしいです。

“書かずにはいられない衝動”によって生み出された独特の焦燥感、正統派な表情とギリギリの危うさのバランスにすっかり魅せられてしまいました。
芥川賞はいつも色々言われがちなポジションだけれど、私は受賞するべき作品が選ばれていると思います。




2015-08-11

WELEDA Granatapfel Cremedouche




ふらっと立ち寄ったコスメキッチンで購入したWELEDAのザクロボディウォッシュ。
Aesopがあまりにも好きすぎて、毎晩「ああ明日も頑張ろう」と思いながら使い続けていたら、いつの間にか「ああ(これで身体を洗い続けられるように)明日も(仕事)頑張ろう」と奮い立たせるようになってしまい、その効能が長けているために休みの前に使うと脳が混乱するようになり、何か違うの欲しいと思っていたので衝動買いではないです。

ハンドクリームとかのザクロはけっこう甘いイメージだけど、これはスパイシーな香りが強めでどちらかというと軽やかな印象。オーガニック系は泡立ちがあんまり良くないと言われがちですがそんなこともありませんでした。個人的に丸いボディ用の泡立ちネットがうまく使えないので無印の洗顔用ネットを使っています。
香りも意外と強すぎず、泡を肌にのせたときにかすかに広がる程度。
Aesopは一気に空間がゼラニウムに染まりパーンと吹き飛ばす勢いの良さがあるけれど、これはジワジワきてゆるっと溶かすように染みこんでいくかんじ。まさにそういうのが欲しかったので大正解でした。
洗いあがりの肌はいつもよりふわふわで、なにもつけないほうがいいくらい。ペタペタしたくない夏には最高。
香りもわずかに残りますが翌朝には消えてました。どこかで嗅いだことある...と記憶をひっぱりだしてみたらコーラのグミの香りに似ていた!爽やかな柑橘系にあとからくる甘さとシナモンのようなスパイシーさが多分そう思わせたのかも。好き嫌いはわかれてしまいそうですが、甘すぎるのが苦手な人にはおすすめです。

現在、年末年始より長い夏休み真っ最中のため、自分を緩めて甘やかすことをしてあげたい期間。
いいアイテム見つけました。




2015-08-10

day and night





nail  RMK EX-20 mat beige
bracelet  Stella McCartney
denim  madewell



nail  NAIL HOLIC BR305
bracelet  HERMES  chigo





2015-07-26

2015-07-20

ACO - SPLEEN





ACO、去年初めてライブに行きました。念願の!
お酒片手に気怠く始まって、予想はしていたけど声の質感に鳥肌が立った。本当にかっこよかった。

雨の朝に聴く率が高い「SPLEEN」、ささくれだった気分を宥めてくれる作用がある気がして、ビニール傘ごしに雨粒睨みながら。それから「Prologue」から「悦びに咲く花」の流れも最高!ドゥゴッという音に腰が抜けそうになる。
アルバム「absolute ego」をシャッフル出来ないのは、完全にそのためです。

たくさん聴いた曲にはその当時の思い出とかが付着してくるはずなのに、なぜかACOはいつもクリーンなまま。



2015-07-19

M・A・C




lip : PATENTPOLISH LIP PENCIL  REVVED UP

eyeshadow : EXTRA DIMENSION EYE SHADOW  SWEET HEAT


一見ゴールドっぽいアイシャドウ、肌に伸ばすとそれほど派手でもなく、けれどきちんと明るくて夏っぽくていいなと思ってタッチアップしてもらいました。感じの良い美容部員さんだと断るのが申し訳ない気がしてつい買ってしまう習性なのでカウンターにはあまり近づかないようにしているのですが、なんとなく素通り出来なくて、つい。
「リップも試してみましょう」と言われてあんまり派手じゃない色をと選んだコーラルピンク、唇製品のタッチアップは本当にいつも恐怖、「少なめで」と言っても絶対たっぷり塗られてしまう口紅&グロス。どうですかと鏡を見せられた時の七五三感はいつも耐えられなく(もう童顔でもないのに垢抜けなさ具合がそうさせるのか否か時に笑いを堪えるくらいヒドイ)美容部員さんの目を盗んでそっとティッシュで抑えるのがいつものことなので、あーけっこう塗られてるなー大丈夫かなーと思いながら(タッチアップされている時って怖くて鏡見れない)コメント考えていたら「あっ似合います!」の一言でパッと見た瞬間、これは買いますと決めたリップペンシル。絶妙なオレンジとコーラルで、グロスでも口紅でもなくて、もともとの唇の色がきれいな人のような色味になります。


新しい化粧品はテンションあがるので、季節の変わり目は必須アイテム。
関東は今日、ようやく梅雨が明けました。



2015-07-18

monotone


black / gray / white



Bird 代官山





&Premium 8月号に紹介されていたサンドウィッチのお店【Bird 代官山】

気になっていたので、早速行って来ました。

実は一度も食べたことなかったフルーツサンドというもの。

おやつに食べるにしてはヴォリウムがありすぎるし、食事にしては口が甘くなってしまうし、

美味しそうだな食べたいなと思いながらもいつも素通りしていたメニュー。

雑誌の写真を見て、これはフルーツサンドデビューするしかないと思い、寝坊した休日に。




一口目の感想は「えっ、甘くない!イメージと違う!」 二口目の後には「おいしすぎる!」

さっぱりとしたクリームの中にオレンジがごろごろ詰まっていて、しっかりとしたパンも重たくなくて、

飽きることもなくペロッと食べてしまいました。


素朴なんだけれど洗練された不思議なフルーツサンド。





お店の雰囲気も素敵で、店員さんたちの接客も気持ちよかったです。

いいものをチャージできるお店がふえて、すごく嬉しい。

また行こうっと。



【Bird】

東京都渋谷区代官山町9-10 2F

営業時間:9:00-19:00(火曜定休) Tel : 03-6416-5856



2015-07-16

Ficus benjamina



描いていた理想にはやや遠いとしても、なんとなく落ち着いて長く住んでいる部屋。

なんにもないぶろぐ”に憧れながら年々物は減る一方で、お気に入りも着実に増えています。

いただきものとは思えないくらい部屋にぴったりな観葉植物もそのひとつ、フィカスベンジャミン。

只今、日当り難のため、葉が少なめ。来た当初のこの状態まで復活してくれますように。



2015-07-12

Slow Magic - Circle





猛暑の名残を纏わりつかせながら、彩度を失っていく空の下、気分はなぜか少し投げやりで、

けれどそれを徐々に立て直してくれる心地良い音。

Slow Magic、いつも聴くのは夕方、歩きながら。



eye make


eyelashes : Miche Bloomin No.103 Feminine Sheer

glue : Shiseido Lash Adhesive

cheek stick : ADDICTION 06 Rose Bar

pencil eye-liner : CHANEL styli jeux waterproof 100 santal

liquid eye-liner : MAKE UP FOREVER Aqua liner 12 moca

eyeshadow base : NARS Smudge Proof

highlight : RMK Glow Stick

eyeshadow : NARS Duo Eyesadow 3057



何を使っても夕方にはアイライン紛失していた涙目と奥二重の私の目でも消えない奇跡のアイライナーはMAKE UP FOREVERのもの。コレ以外使えないくらい溺愛しています。CHANELのペンシルは下瞼用。黒目の下に入れると目が覚める(ように多少は見える)気がする。これも今まで色々使った中で一番しぶとくて消えない。いわずもがなのアイシャドウベースはNARS、奥二重には欠かせないもの。下瞼への滲みも減った気がします。使い続けすぎていて、もはや以前どうだったか思い出せないくらい。RMKのグロースティックは目頭と鼻の間の凹みに。ハイライトというほどではないけれど、そこがツヤっとしているとのっぺり感が和らぐ気がして。ADDICTIONのチークスティックは下瞼用。わざとらしくない程度にじわっとする涙袋になるので、最近のヒットです。NARSのアイシャドウは右のココアっぽいピンクブラウンを。しばらく眠っていたけれどADDICTIONのRose Barの色味と合うので復活。アイラッシュはこれがなくなったらどうしたらいいんだろうというくらい、軽くて長持ち、何よりブラウンの毛がきれい。グルーは昔から資生堂のものを。使いやすいし、思い通りになる。下から差し込むようにつけるのがすき。


インパクトのある目元に憧れはあるものの、如何せん地味顔なもので、赤味のあるブラウンでぽわっとしている目元がここ数年の定番です。



2015-07-05

Aesop Body Cleanser11

最近使い始めて、これは絶対定番になるボディソープだなと確信したAesopのボディクレンザー11。



とにかくまず際立つのはゼラニウムの香りの良さ。
フローラルや甘い香りのボディソープだと洗ったというより香りの残るものをつけたかなという感覚になってしまうので、こういうユニセックスなすっきりとした香りはたまらなく好き。

それからタオルで水気を拭いたあとの肌が、サラサラなんだけど乾いていなくてしっとりなのにベタつかないという初めての感触で、何かつけなくてもいいかなと思ってしまうくらい気持ちいい肌になります。

今まで洗い流すものだからとあまり気にしていなかったボディーソープでしたが、香りと感触ともにここまでフィットするものを一回使ってしまうと戻れないなーと思いながら200mlを使い終え、ついに500mlを購入。
決して安くはないけれど、というか高いんだけれど、それでもまたがんばって買います。

一日のあれこれをきれいさっぱり洗い流して、またやってくる新しい明日を前向きに迎えるための必需品のひとつ。
なんにせよ、すがすがしく。



2015-06-27

Python



chembur python shoes

レオパードより控えめで、それでいてパンチのあるパイソンが好き



Cafe Mame-Hico



独特の空間と美味しい珈琲の香り漂う大好きなカフェ【マメヒコ】





珈琲はもちろん、食事メニューも充実していて、なかでも大好きなのは「マメヒコの豆豆サラダ」!

“豆とレッドクランベリーとキュウリとパクチとヨーグルトにメープルシロップのサラダ”なんて間違いなしの組み合わせ。

おいしすぎて一皿ペロリといけるけれど、セットの丸パンをもう一つ頼んで二人でシェアすると量感的にもベストです。




そば粉のガレットもバランスが良くて、最後までずっとおいしい一皿。

サラダにドレッシングはかかっていないのでテーブルにセットされている岩塩や胡椒、

ビネガーなどお好みでどうぞスタイル。

それが溶けたチーズやジャムとの相性もバッチリで満足度の高いメニュー。




この紫陽花のケーキを食べたのもマメヒコで。目にも贅沢で、バタークリームおいしかったな。

写真を撮る私、レアチーズケーキも食べたのバレますね。そういう日もあります。




公園通りの渋谷店は、大きな机やカウンターでぼんやりしながら考え事をしたり何も考えずにひたすらぼんやりしたり、

どちらにしても肩の力が抜ける時間を気楽に過ごせる空気のお店です。

渋谷のド真ん中なのに、隔離されたかのような穏やかな一室で。


おいしい珈琲と食事にデザート、どれも欠かせない日常の楽しみがいつでも揃っているお店なので、

たまに一人で贅沢しています。



【Cafe Mame-Hico】



2015-06-21

XXYYXX -Living Together




リセットしたい時によく聴く一曲。会社の帰り道とか。

突き落とされてもう一度引き上げられるような、そんな感じ。



2015-05-23

HERMES



冗談半分で試着してみたらまるでオーダーメイドかのようにフィットしたHERMESのブレスレット。

chigoのスタッズブレスレットとの相性も最高で絶対買うと呪文のように唱えること数ヶ月、やっと手に入れました。

腕周りで動くのが苦手なので何よりも大事なのがサイズ感、これはXSが笑っちゃうくらいにジャスト。

レザーの質感とかスタッズの形とかなにもかも良すぎて、視界に入るたび頬が緩んでしまいます。

一目惚れってきっとこういうことだな。

2015-05-06

review

以前、平野啓一郎さんが講演会で「昔は薬を飲むかのように小説を取り入れていて、それでも自分の症状が治まらなかったので薬を調合して自分で生み出すようになった」と話されていて、薬という表現はすごくしっくりくるんだなと思ったのを覚えています。 自分に合うなと思えば本棚に入れ、必要な時にそれを取り入れる。一冊まるごと読まなくてもほんの数行で緩和される気がするし、間違えると悪化することもある。 何年か前はすごくしっくりきたけど今はあまり響かなくなってしまうこともあるし、昔読んでわからなかった本にとつぜん影響されることもあったり、確かに私にとっても薬みたいな存在になっているようです。

春真っ最中、がっつり体調を壊した私に手を差し伸べてくれた三冊について。



「脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」/中野信子

最近よくテレビでお見かけする中野信子先生、恋愛と脳の研究というカテゴリにはあまり興味がなかったのですが、ゲストの粘着質な恋愛相談に「それはオキシトシンの問題ですね」とあっさり切り返したのを見て、もっと知りたくなり手に取りました。 脳について知りながら興味を持たせてくれるので読みやすく、専門用語に挫折することもありませんでした。 中でも依存性についての章がすごく面白かった。 自分では無意識もしくは自分の中の考えに従って選んでいたものが、実は長年蓄積された脳が心地良い方を選んでいた結果だった、ということに気がつき、ただただ腑に落ちたの一言でした。もやもやっとしていた部分が理論付けされていると、そうか間違っていたわけじゃなかったのかと安堵させられる。間違っているかもしれないと思いながら生き続けるのは脳にも心にも負担がかかるから、出来るだけ減らしていけたらいい。

でも生殺与奪の権利を親に預けている時期に植えこまれた記憶っていうのが今現在の脳にも残っているという事実はやっぱりなとわかってはいても怯えてしまう、薄ら寒い感覚。そんなこといったってまだまだ生きていくのだから、幸せな脳にしてあげたい。ドーパミン足りてないな。

第四章 社会的報酬の中に、人の脳には他の生物にはみられない特徴として「自分が生きている意味を知ろうとする」という働きがあると書かれています。 そうか、それって確かに人だけが悩むことなのか、と頷きながら「仔猫の肉球」へ続く。



「仔猫の肉球」/ 雨宮処凛

違う本を探しにいった本屋でなぜか手に取り、買う買わないを数回繰り返して結局は表紙の猫にやられて持ち帰りました。 雨宮処凛さんという方は存じ上げなかったのですが、「生きづらさのエキスパート」だそうです。 この本は現在も続いている新潟日報での連載「生きづらさを生きる」を編集、構成し直したもの。

猫は人間のように「生きる意味」を問わない。 筆者の生きづらさを救ってくれたのは二匹の猫、そして今その猫達が生きる動機になっていて、「なんの役にも立っていないのに自身満々の猫」と暮らすことで、自信や自己肯定感はなんの根拠もなく持っていいものなのだと教えられた、そうです。数年前から思っている猫が飼いたい欲さらに高まる。撫でろとか飯くれとか命令されたいー。 猫のことだけじゃなく、色々なことについて書かれているほんとうに優しいエッセイ。そしてあちこちでハッとさせられたりもします。そうか、そんなこと考えたりしたらダメだなとか気付かされる。心が弱ったことがある人は是非読んで欲しい。

エッセイは文章の色合いとか(色合いっていう単語が合っているのかどうかわからないけど)空気感が自分に合う合わないが色濃くでるジャンルだと思っていますが、このエッセイはあたたかくて心地よく、心のトゲトゲをやわらげてくれる、すごく素敵な一冊でした。



「人間仮免中」 / 卯月妙子

統合失調症を患う漫画家の卯月妙子。20歳で結婚したが、夫の会社が倒産、借金返済のためにホステス、SMストリッパー、カルト系AV女優として働くが、その後夫は投身自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、2004年には出演していたストリップ劇場のステージ上で自ら首を切り救急車で運ばれる。 入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続け、36歳にして卯月は25歳年上のボビーに出逢い恋をした。ケンカしながらも楽しい生活を送っていたある日、彼女は統合失調症を抑える投薬を怠り、歩道橋から真っ逆さまに飛び降りてしまう。 すべてを乗り越え愛し合うふたりの、奮闘する日々をユーモラスに描いたノンフィクション自伝エッセイ。(Wikipedia参照)

刊行当初、話題になったコミックエッセイ。パンチが強すぎてなかなか手を出せずにいたのですが、二年前身体を壊した時いつも読んでた本が全く頭に入ってこない状態のときに手をつけました。ちゃんと読めるかと言われると正直難しいです。色々強烈すぎて。 “歩道橋バンジー”(歩道橋から飛び降り)で顔面を粉砕骨折したあとの戦いっぷりも凄まじく、もうよくわからないんですけど、最後うっかり涙が出てしまうんです。 退院して当たり前に朝が来て生活が出来ることの喜び、「生きてるって最高だ!!!」の一言がこんなに響いたことはありませんでした。 初めて読んだ時期、具合を悪くしてよくわからない検査を繰り返していて不安な日々を過ごしていましたが、病院で何度もこの漫画を思い出していました。大丈夫、大丈夫、生きてるって幸せって絶対また思える思ってやると自分自身に言い聞かせるように。 人によって感じ方は異なると思いますが、わたしにとっては生きるための強い力をわけてもらえる本です。



仕事が忙しくてバタバタとした毎日を過ごしていると「ああまた今日も仕事しか出来なかった、何かしたいけど疲れたし明日も仕事だし寝たい、でも本当にしたいことはもっともっとたくさんあるのに」とかいうジレンマを感じるのに、仕事が空く時期になると「私は一体何がしたいんだろう?」と時間を持て余し、挙句の果てにはこんなにわからないのなら生きる意味なんてとか考え出す始末、ごくごく自然な流れで。

そこでリアルに体調を崩すとそれがまた一転、「あれもこれもしてない、まだまだしたいことたくさんあるし、こんなところでくたばってられないのに」と焦る。何やってんすかね。

不具合のない部屋でやわらかい毛布なんかに包まりながらスムーズに動く手足を縮こめてリップクリームを塗った唇が生きる意味とはなんぞと呟く。 なんと都合のいいこじらせかたなんでしょうか。もうやめようっと。

とまあ相変わらずですが、それでもこれからを生きるための気力が湧いてくるようなゴールデンウィークを過ごせたことが、私はとても嬉しいです。



2015-03-08

up date



インナーダウンもウールのニットもまだ手放せないけれど、春を迎え入れる準備も少しずつ。

アメアパのニットはクルーネックからハイネックにチェンジ、ZARAのスキニーは膝クラッシュに裾切りっぱなし、

この春の本命靴JIMMY CHOO。

どれも自分らしくてホッとする、けれど今までと少しだけ違う、この春のユニフォーム。



2015-02-09




Madewell knit

Starbucks latte cinnamon powder