2013-11-03

100 HEAD PIECES KATSUYA KAMO

加茂さんを初めて知ったのはUNDERCOVERのコレクション、顔にレースのようなペイントがされていて唇が確か緑のメイク、細かいフィッシュボーンのヘアが強烈だった魔女期、もう10年ほど前になってしまうんでしょうか。加茂さんが作り出す世界観にすっかり魅了され、UNDERCOVERを筆頭にJYUNYA WATANABEなどのコレクションはヘアメイクも楽しみにしています。CHANELなどトップメゾンから東コレのヘアメイクや雑誌まで、いいなと思うとやっぱり加茂さんだったということが多く、その頃学校で自分が使っていたウィッグの目元にガムテープを貼っていたのも加茂さんの真似。 今回100点以上のヘッドピースを展示とのこと、こんなにじっくり見ていいのかと遠慮さえしてしまうほどの近距離で、過去何度も見たコレクションのヘッドピースから最新作まで、とにかく感激しました。 あれもそれも、どれもこれも知ってるものばかり!




当時衝撃を受けた2003年JYUNYA WATANABEの全身髪の毛に覆われたヘッドピースというよりもはやオブジェも、つい数週間前に見たばかりのANREALAGEのマスクもありました。これをかぶったモデルの服が縮んでいくのを一平さんの音楽とともに思い出すと尚一層臨場感溢れて鳥肌が立つほど楽しめます。

それからプライベートで作られているというオブジェも壁にたくさん飾ってあり、その緻密で独特に重ねられた世界はヘッドピースとはまた少し違っていて、ずっと見ていても飽きない一面になっていました。 オブジェの中にカルティエの封筒が使われているものがあって思い出したのですが、実は時計の特集の雑誌で加茂さんがご自身で使われているタンク ルイ カルティエを紹介していたのがきっかけで、自分でもタンクが欲しいなと思っていたこともあり、同じものではないけれどタンクの中でも自分に合うものとタイミングよく出会うことが出来たので初のシンデレラウォッチとして手に入れることが出来ました。憧れている人の影響力は大きく、少しだけ近づけたような幸せ。

また創作現場であるアトリエの再現やポラロイドブックなども見ることが出来て、そこまで踏み込んで見せてもらえることに驚きました。コレクションに使われたヘアピースが現実的に目の前にあるなんて滅多にない機会だと思いますので、是が非でもあと二回は見て感じて本物のクリエイティブというものに触れておきたいと思います。

数えきれないヘッドピースに囲まれ息苦しさを覚えるほど圧倒されてしまうなんて、行くまで想像も出来なかったこと。



KATSUYA KAMO EXHIBITION 100 HEADPIECES

2013/11/2〜11/18 ラフォーレミュージアム原宿 11:00〜20:00